孤独カフェ(笑)
2011/09/23 11:29:54
こんにちは
理空です
只今、孤独にカフェ列に並んでおります
暇なんで、おきちづ小話でも打とうかと。
★☆★☆★☆★☆★
「そ、総司さん!どこに行くんですか?」
「うん、秘密~」
千鶴の華奢な手を総司の大きな手が覆い、『離さない』という意志を表したかのようにしっかりと繋がれている。
――総司と千鶴が婚姻を結んで半年がたとうとしていた。
幸せな日常を送っていたのだが、ここ最近、総司が外出することが多かった。
そんなわけで、最近の千鶴は寂しいのと総司の体調を心配してヤキモキしていた。
それが今日、いきなり『一緒に来て♪』と言ったかと思うと千鶴の手を掴み、いつもの花畑と連れて来られたのだった。
冬を目の前にし、春とは違う美しさに彩られた場所。
「急にどうしたんですか?」
「ふふ、君に贈りたくて…新しい花冠を…」
「え?花冠って…今の時期はお花なんて…」
「そうだね。だから今度は絶対に枯れることのない僕の『気持ちの証』を贈りたいんだ」
…そろそろ時間なんで、〈続く〉っつーことで

理空です

只今、孤独にカフェ列に並んでおります

暇なんで、おきちづ小話でも打とうかと。
★☆★☆★☆★☆★
「そ、総司さん!どこに行くんですか?」
「うん、秘密~」
千鶴の華奢な手を総司の大きな手が覆い、『離さない』という意志を表したかのようにしっかりと繋がれている。
――総司と千鶴が婚姻を結んで半年がたとうとしていた。
幸せな日常を送っていたのだが、ここ最近、総司が外出することが多かった。
そんなわけで、最近の千鶴は寂しいのと総司の体調を心配してヤキモキしていた。
それが今日、いきなり『一緒に来て♪』と言ったかと思うと千鶴の手を掴み、いつもの花畑と連れて来られたのだった。
冬を目の前にし、春とは違う美しさに彩られた場所。
「急にどうしたんですか?」
「ふふ、君に贈りたくて…新しい花冠を…」
「え?花冠って…今の時期はお花なんて…」
「そうだね。だから今度は絶対に枯れることのない僕の『気持ちの証』を贈りたいんだ」
…そろそろ時間なんで、〈続く〉っつーことで

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